Let it go　そのあとが肝心？

今年と言えばこの曲・・・
そう紹介される曲と言えば・・・この記事のタイトル"Let it go”　英語っぽく言うと「れりごー」
もはや説明するのも何なくらいに流行りまくりました。そして、この曲の生演奏を、二日連続で聞いてきました。

一日目は、このブログでも　０歳からのコンサート情報　で、ご紹介していた　０歳から親子で楽しめる音の絵コンサート ←リンクは主催＆ピアノの松井典子さんのブログ記事に飛びます
いたみホールまで遠征する価値アリ。ほんとうにアットホームでありながらも期待通りの本物で、親子共に大満足でした。

２日目は、兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールで、親子で楽しむオーケストラコンサート　びっクリスマス　（イベント主催会社のページリンクはこちら→イベントスケジュール｜株式会社キッズ・コム）

１日目は、ピアノとバイオリンでシンプルな構成。
２日目は、フルオーケストラで豪華に。
Let it goの聞き比べみたいな事になった訳ですが・・・
何が驚いたって、客席からの合唱。子供が一字一句間違わずに歌っているのです。比較的低い年齢のお子さんが多かったと思うのですが、未就学児童が、あのなかなかに難しい歌詞をしっかり歌えるって・・・楽曲の力って凄い。ビジュアルの美しさもあるんだろうけれども・・・。
Let it goがあるから、鑑賞しに行こうよ、的な目玉になっている広告があるのも、そりゃ、これだけウケれば頷けるわ〜と思ったのでした。

でもって、ちょっと思ったのが、Let it goの、そのあとが肝心だなってことです。
二日とも、Let it goが「皆さんご存知のこの曲！」として掴み的に登場したあと、さらなる見せ場へと突入しました。
わたしも、同伴した子供も、事前にプログラムを見ながら「let it go　演るんだって〜」と会話しておきながら，あとから思い返して面白かったと会話するのは、全く別の出し物。Let it goの後の演奏でした。
本来のFrozen・・・アナと雪の女王　でも、エルサのこの歌はむしろお話の前半。その後のストーリー展開が、ここまで話題になる元になっています。
「歌って楽しい、気持ちのいい歌だな」のあと、この子供たちはどう成長するのかな？
お話の意味合いを受け取って、成長して行くのかしら？
音楽って楽しいな、と、その道に進んだりするのかしら？
単なる流行歌で終わるのかな？
なんだか、鑑賞しているその場だけでなく、未来まで想像してしまうあたり・・・Let it go　と、映画ストーリーのチカラでしょうか・・・。

わたしの場合は、いつか弦楽アンサンブルバージョンで弾いてみたいなー。という目標として、未来に繋がる楽曲だったりします。
（・・・ははは、弾けるのいつなんだろ・・・ビオラ初心者）

さて、このコンサートの楽曲に必ずといっていいくらい出てくる　let it go現象（？！）　いつまで続くのでしょうか。
それにしても、です。
Let it goって原題をきくと、「もうどうにでもなれ」「だってしょうがないじゃない」的な投げやりスピリットを感じるんですけれども、日本語版だとそこまで投げやり感ないですよね・・・。良い意味の開き直りどまりというか・・・。
わたしが好きなのは英語版です。ひょっとすると女優さんが好きなのかもしれません。Wicked の　エルファバ役にもハマりました・・・。