地域の預かり手　ファミリーサポートと子育てシェア

子どもを預ける先を探している方・・・一度は「ファミリーサポート」というものを見聞きされたことがあるのではないでしょうか。
今回は、その「ファミリーサポート」と「子育てシェア」について【あずかってくれる人はだれ？】という側面から書いてみたいと思います。

さて、まず西宮市の「ファミリー・サポート」のホームページを見てみましょう。

にしのみやしファミリー・サポート・センター | こどもを預けたいとき（一時預かりなど） | 子育て | くらしの情報 | 西宮市ホームページ
地域の中で子どもを預け、預かりあい、地域ぐるみの子育て支援を目指すものです。「子育ての手助けをしてほしい人（依頼会員）」と「子育ての手助けをしたい人（提供会員）」が会員となって、依頼・提供・両方会員のいずれかに登録し、お互いが助け合いながら、地域の中で育児の援助活動を行なう、会員制の組織です。

無料の会員登録をする事で、利用することができるようになるのですね。実は、わたしも提供・依頼どちらもできる「両方会員」のひとりです。

では、実際に「ファミリーサポート」で、子どもを預かってくれるのは、どんな人々なのかというと・・・
ちょうど10月7日〜10日まで、「ファミリーサポート」で子どもを預かる人＝提供会員＝保育サポーターの養成講座が開催されますので、そのホームページを見てみましょう。

保育サポーター養成講座のお知らせ | こどもを預けたいとき（一時預かりなど） | 子育て | くらしの情報 | 西宮市ホームページ
提供会員（保育サポーター）は「保育サポーター養成講座」受講後、ご自宅でお子さんを預かっていただく有償のボランティアです。

応募資格 市内在住で、子育て経験のある方、又は子どもに関する資格をお持ちの方

ボランティアという文字がある通り、子どもを預けるときの料金は格安です。料金については、こちらの記事で取り上げています→　１時間500円〜　子育てシェアとファミリーサポートの費用。
応募資格は、男女ともに①子育てをした事がある人②子どもがいなくても、子どもに関する資格を持っている人　となっています。保育士やそれに準ずる資格、看護師などがそれにあたります。そして、なによりも重要なのが、養成講座を終えた人だけが預かってくれる・・・というところです。
養成講座の内容は、ちょうど10月7日からのものが告知されていたので、画像を貼付けてみました。４日間、朝９時半から17時頃まで、缶詰で講座を受けて学習した方が、こどもの預かり手になってくれるのです。「わたしには、お子さんを預かるなんてハードルが高い・・・」と思う方も、この充実のカリキュラムを見て「これなら少しは知識がついていいかも」と思われるかもしれませんね。
逆に「子どもが小さいから、４日間も家を空けてコンスタントに通うのは無理・・・。第一、子どもを預ける先が無い・・・」と言う方もいらっしゃるでしょう。
そんなときは・・・まずはファミリーサポートに「依頼会員」として登録して、サービスを利用するところからはじめるといいかもしれません。
ちなみに、講座は受けたけれど、やっぱりお子さんを預かるのはちょっと荷が重すぎる・・・と、ファミリーサポートの提供会員登録を辞退することもできます。その点は安心して、養成講座を受けていただければと思います。興味をもたれた方がもしいらっしゃれば、上のリンク先からお申し込みください。応募締め切りは９月30日です。
実際に子どもを預ける際は、依頼会員からファミリーサポートセンターに連絡します。依頼内容に応じて提供会員＝保育サポーター＝子どもを預かる人を紹介してくださいます。このあとの手順はこのブログでも後の記事に詳しく書きますが、早く知りたい方は、ミヤママスタイルさんの記事をお読みになってください。にしのみやしファミリー・サポート・センターを体験しました！ | ミヤママスタイル　


つづいて株式会社AsMamaが運営する「子育てシェア」について見てみましょう

子育てシェア｜ AsMama「子育てシェア」
子育てシェアは顔見知り同士で、子どもの送迎や託児を頼り合うネットの仕組みです。（頼る一方、支援する一方でも問題なし。パパ登録者も急増中）

身近に住む友だちと一緒に登録してつながる
友達申請を承認するときには、相手の携帯電話下４桁の入力が必要です。これは、見知らぬ人や同姓同名の人、なりすましの人と不意につながることを防ぐためです。

ファミリーサポートと、子育てシェアが大きく違うのは「顔見知り同士」で頼り合うというところ。ファミリーサポートは、最初は相手を知らなくても、ファミリーサポートセンターがマッチングしてくれます。子育てシェアは、自分で預かり手を探す必要がある訳です。ということは、隣のおばちゃんやママ友が預かってくれそう〜♪となれば、子育てシェアに会員登録をお願いして、子育てシェア経由で預かってもらうようにすればいいのです。ファミリーサポートと同じく、会員登録は無料。しかも、ネットの仕組みですから・・・24時間365日、お手元の携帯電話やスマートフォン、パソコンから会員登録出来ちゃいます。そして、託児・送迎の依頼も同じくネットでできるのです。それも、複数の人に対して一斉に！　この「複数の人にたいして　一斉に」依頼が出せるところも、子育てシェアならでは。
そして、見逃せないのが、次の部分

日本初！全支援者に保険適用！
対象年齢は1歳以上。子育てシェア内で確定した支援時間内で賠償責任を伴う重大な事故・破損を起こした場合でも、有償で活動する全支援者に保険が適用されている日本初の仕組みです。

ファミリーサポートも、保険適用があるのですが・・・、そうです。子どもを預かってくれる人は、養成講座を終えた人だけでした。子育てシェアは違います。隣のおばちゃんやママ友に預かってもらって・・・保険が適用されている。これって、ちょっとすごくないですか？
さらに、託児の料金はファミリーサポートより安価。しかも、クレジットカード決済ができます。

え〜、でも身近な知り合いなんて、引っ越してきたばかりで、ひとりもいないんだけど・・・
そんな人にも利用してもらえるように、ちゃんと考えられています。それが「ママサポーター」です。
次の記事では、「子育てシェア」の「ママサポーター」について、書いております→　「子育てシェア」の「ママサポーター」とは？

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